リサイクル小さな社会貢献

2017/11/24

小さな社会貢献
TVのコマーシャルで.薬局でお薬を処方される時に、ジェネリック医薬品を希望する事も、自分にできる社会貢献だ、という内容のものを見たことがあります。
私の治療院の近くに社会福祉施設があり、そちらでは、アルミ缶や古布の回収をされています。
今日は、衣替えで出た古い洋服を寄付させていただきました。
お子さんのいるご家庭でしたら共感いただけると思いますが、毎年、サイズが合わなくなった洋服が思いのほかたくさん出ます。
まだまだ現役で利用できそうなものは、知り合いの小さなお子さんにお譲りできますが、毛玉や襟もとの伸びが目立つと、そういうわけにもいかず、不用品・ゴミになってしまいます。
古布回収をチラシで知ったとき、最初はこんなものを持っていったら恥ずかしいかな?と思っていました。
けれど、手元にあった衣類は、もう洋服としての使い道はないかもしれないけれど、確かに以前の家族にとって必要だったもの。必要以上に、思い出や愛着のあったものばかりです。やっぱり燃えるゴミで出すのは忍びない。少しためらいながらも、数年前から、衣替えのつど、そちらの施設に引き取っていただくようになりました。
綿100パーセントでないといけないと思い込んでいましたが、職員の方に綿35パーセント以上なら大丈夫と教えていただき、上着などかさばる物があったため、今回はかなりまとまった量を持っていきました。
私にとっては、捨てるに忍びないものを
引き取っていただきありがたい、という感覚ですが、施設の方々はいつも申し訳ないくらいに歓迎してくださり、感謝してくださいます。
今回も「自転車で大変だったでしょう、これからもよろしくお願いします」と、深々とお辞儀までしてくださいました。
古布は工業用の雑巾になる事が多いようです。
役目を果たしてくれた洋服たちが、新しい命を得てどこかで誰かの役に立つ…
想像すると、こちらの方が、使ってくれてありがとう、という気持ちになります。

wink